TOPページ > 筆跡鑑定の混沌
「筆跡鑑定」をインターネットで検索すると、たくさんのホームページが表示されます。それらは、体裁、説明内容、鑑定料金、鑑定人など千差万別です。
民事事案の筆跡鑑定は、様々な鑑定人がおり、経歴、鑑定の考え方、検査方法、結論の出し方が異なります。また、公平性や客観性よりも依頼人の意向を優先する偏った鑑定人も見受けられます。
そのため、民事事案の筆跡鑑定は鑑定書の体裁や内容はもちろんのこと、鑑定結果も大きく異なる可能性があります。
どんな鑑定書が出来上がるかは、実際に依頼して手元に届かないとわかりません。筆跡鑑定を依頼したいとお考えの方は、どこの鑑定が正しいか、どこの鑑定が有効か、大いに迷われることでしょう。
当社の筆跡鑑定人は、大阪府警察科学捜査研究所にて誤りの許されない刑事事件の筆跡鑑定を担当してきました。
民事事案鑑定においても、鑑定対象の筆跡に対して客観的な姿勢を遵守してきちんとした検査・考察を行い、筆跡に忠実な結果、公正な結果を追及しています。
ご依頼者は、通常、同一人筆跡か別人筆跡か、どちらかの明確な結果を期待されます。しかし、筆跡を客観的に鑑定すると、期待に添う場合ばかりでなく、期待と逆になる場合やどちらかはっきりしない場合も出て参ります。
そのため、客観的な検査結果を無視してご依頼者の期待に合わせて結果を導く鑑定人も存在します。
当社は、そのような鑑定の根幹をゆるがすようなことは致しません。そのため、是が非にでもご自分に有利な結果を得たいとお望みのご依頼者様には向きません。
客観的な鑑定結果を純粋に知りたいとお考えのご依頼者様、あるいは客観的でない鑑定書を掴まされたり、相手側から提出されたりしてお困りのご依頼者様に対しては、お役に立てるものと考えています。